2017/01/07

2・12中四国国鉄闘争集会へ!

 

「働き方改革」=労働法制解体・改憲・戦争を許すな

動労総連合先頭に外注化・民営化・非正規職化に反撃を!


 1987年の国鉄分割・民営化から30年。民営化がもたらしたものは、雇用破壊・非正規職化・外注化であり、安全破壊、地方の切り捨て、そして社会そのものの崩壊でした。
 いま安倍政権は、資本主義の行き詰まりをさらなる民営化・外注化・非正規化と、改憲・戦争で突破しようとしています。
 電通過労自殺と長時間労働問題や、正規と非正規の賃金格差を逆手にとった「働き方改革」は、労働法制を解体し、全労働者を非正規にするものです。時間給を全廃して成果給に置き換え、残業を合法化し、残業代をゼロにし、労働者を評価・成果で競争させ、死ぬまで働かせる攻撃です。それは労働者の団結を最後的に解体し、労働者を資本と国家の奴隷にし、青年を戦争にまで駆り立てるものです。
 事実、安倍首相は「2017年は働き方改革断行の年」と宣言し(1月5日)、同時に改憲攻撃を本格化させています。
 しかし、この安倍政権の攻撃は、必ず全労働者民衆の怒りを爆発させます。今こそ、国鉄分割・民営化絶対反対を貫いてきた動労千葉を先頭とする国鉄闘争がその力を全面的に発揮し、怒りの結集軸となるときです。
 韓国では、民営化・成果主義・非正規化絶対反対の鉄道労組を先頭とする民主労総のストライキが、「民営化は悪」という世論をつくりだし、パククネ退陣の1000万人の決起を作り出すまでにいたりました。この闘いに続こう。
 1987年2月16日、国鉄分割・民営化による全員解雇・選別再雇用が強行され、7628人がJR不採用とされました。動労千葉を先頭とする動労総連合組合員は、この不当解雇を絶対に許さない国鉄1047名解雇撤回闘争を継続し、最高裁でJR不採用は不当労働行為であることを認めさせ、JR復帰の闘いを続けています。
 国鉄分割・民営化から始まった新自由主義にピリオドを打つべく、2・12国鉄闘争集会が全国で開催されます。中四国の労働者のみなさん、そしてすべてのみなさん。岡山で開催される中四国国鉄闘争集会にぜひお集り下さい。団結してたたかいましょう!

2・12中四国国鉄闘争集会・要項

日時:2017年2月12日(日)午後2時〜(1時半開場 4時半終了予定)
場所:岡山国際交流センター地下1階レセプションホール
基調提起:動労西日本・山田和広書記長
発言:動労西日本、愛媛県職労、自治労倉敷、広島連帯ユニオン、青年、学生ほか
主催:2・12中四国国鉄闘争集会実行委員会
連絡先:国鉄西日本動力車労働組合(広島市東区光町1−7−15-208 電話&FAX082(263)6103)

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