2017/04/28

チェルノブイリ原発事故弾劾!中電前行動


4・26チェルノブイリ原発事故31カ年弾劾!
戦争・原発の安倍政権を打倒しよう!

■ヒロシマ・チェルノブイリ・フクシマの怒りはひとつだ!
■労働者の団結ー労働組合の力ですべての核を廃絶しよう
■被曝労働拒否!全原発廃炉!を職場・地域で闘おう
■6・11国鉄闘争全国集会から8・6ヒロシマ大行動へ!

チェルノブイリ-フクシマは何一つ終わっていない!

 1986年4月26日、旧ソ連ウクライナ共和国で当時"世界最悪"といわれたチェルノブイリ原発事故が起きました。放射性物質はヨーロッパ全域に拡散し、周辺住民約33万人は移住させられました。31年経つ現在でも、被害の実態は明らかになっていません。今も続く放射性物質の「封じ込め」と事故処理は、少なくとも数10年の単位で継続していかねばなりません。
 この事故が起きた直後、「日本の原発では到底起こりえない事故」と一笑に付していた政府や財界こそが、今日のフクシマの事態を引き起こした元凶です。チェルノブイリもフクシマも、むしろこれから、その被害の全貌を露わにしていきます。

広島連帯ユニオンは反原発の最先頭で闘う

 広島連帯ユニオンはチェルノブイリ事故の翌年から、動労西日本(JRの労組)や電産中国(かつての中国電力の労働組合)の仲間と共に反原発労組連絡会を結成して、労働者の団結した力で原発をなくそう!と闘ってきました。今こそこの地平の上に立って、改めて怒りを持って原発再稼働阻止!全原発即時廃止!被曝労働拒否!労働者の団結で、すべての核を廃絶しよう、と訴えます!怒りを解き放って立ち上がろう!

新自由主義こそが原発事故の元凶

 1987年、国鉄分割・民営化が強行され、これを皮切りに公務職場が次々と民営化・外注化、非正規職化されました。これが日本での新自由主義の始まりでした。今日さらに多くの職場で、民営化と非正規職化が進んで安全崩壊が引き起こされています。原発労働もその最たるものの一つです。
 東日本大震災はきっかけに過ぎません。震災が無くとも老朽化した原発が早晩破たんするのは予想されていました。チェルノブイリでもフクシマでも原発事故を起こした政府や電力資本は、まったく責任を取らず、多くの労働者民衆が故郷を追われ、生活を破壊されて命を奪われました。

今村復興相の暴言は政権の本音

 先日、今村復興相が「避難は自己責任」「(大地震が起こったのが)東北でよかった」などととんでもない暴言を吐きました。これが今の安倍政権の政治屋たちの"本音”なのです。今村復興相(元は国鉄分割・民営化を推進したJR幹部)は辞任に追い込まれましたが、真に退陣すべきは安倍首相本人です。直ちに安倍政権を打ち倒そう!

福島の"避難者切り捨て"を許すな!

 福島県は4月24日、住宅が無償提供されていた「自主避難者」ら計1万2239世帯に対する調査の結果、無償提供が打ち切られた3月末時点で、県内外の119世帯が未確定だったと発表しました。しかし、この発表にはごまかしがあります。
 「福島県は、3344世帯がどこに住まいを決めたのか詳細を把握しきれていないのでは。例えば雇用促進住宅の3月末での退去を迫られ、退去させられた。行き場所もなく、退去して行方が解らない方もいるのです」(福島からの避難者)。要は最低3344世帯の現住宅が不明です。これを"棄民"と言わずしてなんと言えばよいのでしょうか!
 小池氏の東京都をはじめ行政が、避難住宅から避難者を追い出すことで、帰還強制を促しています。その一方で汚染された土壌をオリンピック会場の建設工事に転用する、JR常磐線を650シーベルト/時の福島第一原発の直近へと延伸・開通させる、など労働者住民に被曝を強制することが政府・財界によって強行されています・
 安倍政権の狙いは、"福島(県民)を切り捨てる"ことでオリンピックや復興ビジネスで財界が生き残る、一切の矛盾のしわ寄せを福島県民をはじめ労働者民衆に押しつける「命よりも金もうけ」の新自由主義政策のさらなる推進で危機に陥った政権を延命させることにあります。

韓国・フクシマの労働者と団結して核廃絶を闘おう!

 行き着く先は、労働者民衆の命を的に、核戦争をやってでも現体制を維持するという戦争政策です。安倍政権の原発再稼働・原発輸出-核武装政策がその根底にあるのです。
 朝鮮半島をめぐる核戦争超切迫情勢、治安維持法の再来そのものである「共謀罪」の制定など強引な戦争政策の推進は、安倍政権の強さではなく脆弱さの現れです。労働者の怒りで改憲も進まない安倍政権は相次ぐ不祥事や暴言、辞任でグラグラで"風前の灯"です。

被爆72周年8・6ヒロシマ大行動へ!

 韓国でパククネ大統領を打ち倒した民主労総のゼネラルストライキの闘い、被曝地である福島や茨城で被曝労働拒否を掲げて闘い、安倍政権とJR資本を追いつめている動労水戸・動労福島-動労総連合の闘いなどと固く団結し、連帯して広島連帯ユニオンは、6・11国鉄闘争全国集会から今夏、被爆72周年8・6ヒロシマ大行動を職場・地域に軸を据えて闘い抜きます!すべての闘う仲間は、青年労働者を先頭に8・6広島へ総結集しよう!

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