2016/08/05

全国協1000名建設へ!8.5合同一般労組総決起集会を開催

 8月5日、広島連帯ユニオンと合同一般労組全国協の共催で『闘う合同一般労組総決起集会』を開催しました。司会は古里組合員、サンナビで解雇撤回闘争を闘い抜いた勝利の報告から始まりました。ユニオン鈴木委員長の開会挨拶に続いて、群馬合同労組の清水委員長が基調報告。全国協が鈴コンを先頭に「労働者階級は革命に勝利して、労働者の社会を建設することが可能だという確信を生み出してきた」と、ストライキで闘う拠点建設で全国協1000名建設の実現を訴えました。
 城西工団労組からのアピールに続いて広島連帯ユニオンの参加者が全員登壇、宮原青年部長がサンナビ・山陽測器など解雇撤回の闘いを、壹貫田書記長が広大生協労組の労災闘争をはじめとする拠点建設の闘いを報告しました。

 参加した各労組からは、日本共産党の屈服をのりこえ、総翼賛化攻撃を吹き飛ばす、力強い闘いが活き活きと報告されました。全国の労働者の団結で安倍政権を倒そう!


城西(ソンソ)工団労組から発言

国際連帯の新たな地平を切り開いた8・6ヒロシマ闘争

 今年の8・6ヒロシマ大行動には一昨年、昨年と続き、韓国・テグの城西工団労組からパク・ギホン副委員長とキム・ヒジョン相談室長が参加してくれました。
 城西工団労組はつい先日テギョン産業という約100名が働く工場での組合破壊のための工場閉鎖-解雇攻撃に対して、工場前テント籠城闘争を1ヶ月間闘い、解雇撤回の勝利を勝ち取っています。わずか4人の組合員ですが「勝利まで戦い抜く」「城西工団の労働者全体の立場に立って闘う」という原則を貫き、大勝利をおさめています。工場前に横断幕を広げ、組合全体の力で解雇撤回を闘う姿は、広島連帯ユニオンの日常の闘いと全く同じです。
 キムヒジョンさんは5日の合同・一般労組総決起集会、国鉄産別集会、青年労働者交流集会で発言。テギョン産業闘争の勝利の教訓を共有しました。また、パクギホンさんは8・6朝の原爆ドーム前集会と午後の集会で発言。日本の沖縄闘争と三里塚闘争に学び、国際連帯でサード配備を阻止し、戦争を阻止する決意を述べられました。
 今回お二人を案内しながら強く感じたことは、これまでとは画然と強力に日本の国鉄闘争、動労千葉派との連帯を求めて来られたということです。お二人とも事前に動労千葉などについて学び、日本の運動から学ぼうという姿勢が強く感じました。また、これまで勢い闘争の「成果」「結果」でお互いの接点を探ろうとしてきたようなあり方から、明らかに闘いの「路線」をめぐる討論を積極的に求めてこられました。これは、この3年間の広島連帯ユニオンの国際連帯の地平が生きてきたということと同時に、ゼネスト闘争を闘い、また朝鮮戦争切迫と闘い抜く中で日韓双方から国際連帯を求める機運が非常に強くなっていることを感じました。
 広島連帯ユニオンが切り開いてきた国際連帯の闘いは、いよいよ大きく飛躍することを感じさせた8・6闘争でした。

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