2015/04/25

『きょうちくとう』No.103を発行|高陽第一診療所労組


『きょうちくとう』No.103
(2015/4/25)
高陽第一診療所労働組合

韓国27万人ゼネスト連帯!

外注化・非正規化の新施設反対!

被曝労働拒否の労働運動、国際連帯の力結集し被曝70年の8・6ヒロシマ大行動で安倍政権の戦争への道を止めよう!

 ひまわり会のみなさん、昨日、韓国の民主労総(組合員80万)27万人の労働者がゼネストに決起しています。現代、起亜はじめ自動車産業など金属労組、建設産業連盟、学校非正規職、清掃労働者など非正規職労働者、スト権を保障されていない公務員・教師の労組、そして大学病院労組、保健医療労組もゼネストに入っています。とうとう、この時代がきました。安倍やオバマやプーチンたち1%の官僚や金持ちたちが、労働者人民を踏みにじって好き勝手なことをやっている時代が終わりを告げようとしています。労働者の力で彼らの政治に終止符が打たれようとしています。

二度と核戦争を許すな!

 ロシアのプーチン大統領が核使用準備発言をおこないました。たった1%の資本家たちが、世界の資源・領土・市場を巡り生き残りをかけ、核戦争をも辞さない戦争情勢が進行しています。沖縄の辺野古新基地建設をめぐる安倍首相と沖縄県知事の会談で、安倍首相は一方的に「この道しか無い」と沖縄県民の怒りを抑え付けようとしています。戦争へ向かう道そのものです。安倍政権は6月からの国会で安保関連法案の制定をやってまた「血を流して戦争をする国」にする事を最大の目的としています。しかし、追い詰められているのは安倍政権です。

被曝労働拒否・戦争動員拒否の職場からの労働運動を!

 憲法改悪や、労働法制の改悪で労働者の生存権・団結の力を奪おうとしています。しかし「産業報国会」の歴史を二度と繰り返さない!労働組合が戦争絶対反対で職場から闘えば戦争は止められます。解雇撤回、社会の民営化外注化、合理化反対、安全を守る原則を貫いて闘う労働組合こそ戦争とめる力があるということを動労千葉を先頭とする国鉄闘争が国際連帯も勝ち取って切り開いています。被曝労働拒否のストライキでたたかう動労水戸は、福島の仮設住宅の住民と原発・除染労働者の怒りを組織して、反戦・反核反原発の拠点として立っています。

外注化・非正規化の新施設反対!「命より金」の医療・介護政策はねかえそう!

 安倍政権は「2025年問題」を声高に叫び、医療福祉と社会保障を解体し、逆に金儲けの手段にしています。そのあらわれが民間への介護の押し付けである「サービス付き高齢者住宅」です。外注化・非正規化を利用しないと経営が成り立たない施設です。労組は新施設の矛盾を明らかにし、絶対反対で闘っていきます。「ついのすみか」の要求ではなく、医療も介護も住まいも奪い、青年の未来を奪い、戦争へ動員していく新自由主義とたたかう団結を呼びかけます。
 高陽第一診療所が反戦・反核の拠点として建設された40年以上の歴史の原点に立ち返り、フクシマの怒り共に反原発・再稼動絶対反対を、オキナワの怒りと共に新基地建設絶対反対、「核と人類は相容れない」「これ以上被爆者を作らせない」という思いを全世界に向けて発信しましょう!核戦争を止める闘いを被爆70年の8・6ヒロシマ大行動で爆発させましょう!

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