2014/11/17

11.17東京西部ユニオン鈴コン分会が職場復帰


11月17日、東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の内尾稔分会長、吉本伸幸書記長、鈴木善弘会計の3人が、ついに職場復帰を果たしました。

ついに職場復帰!鈴コン闘争勝利の第2ステージへ(都政を革新する会)
http://www.tokakushin.org/wp/?p=3668

<引用>11.15鈴コン闘争勝利・団結集会へのよびかけ
 全国の仲間のみなさん! 支援者のみなさん! 鈴コン闘争は勝利しました!
 11月17日、内尾稔分会長、鈴木善弘会計、吉本伸幸書記長の3名が職場に復帰します。そこで、第1ラウンドの区切りの意味で左記による団結集会を企画しました。多数の仲間のみなさんのご参加をお待ちいたしております。
 鈴木コンクリート工業分会の3名の解雇撤回の闘いは、3年余に及ぶ仲間のみなさんの力強いご支援でついに「原職復帰」を勝ち取りました。ご支援を頂いたみなさんに勝利報告と心よりの感謝を申し上げます。
 9月30日、東京高裁はたった2回の裁判で会社側のデタラメな証人申請も却下し、結審した上で、強力に和解斡旋を進めました。組合側は基本要求である ①解雇撤回・原職復帰、②被解雇者3名らの「期限の定めのない雇用」の確認、③今後、会社は不当労働行為をしない。以上3点を認めない限り和解には応じない旨、原則を貫きました。
 これまで3名の解雇については金を払い続けても職場には絶対に戻さないと豪語し、過去の組合破壊経験を自慢していた鈴木富美子社長でしたが今回は遂に頭を下げたのです。しかも、期限の定めのない雇用を確認し、その上で、東豊商事と鈴木コンクリート工業の両者に対して、「不当労働行為を行ってはならない」との条項を確認したことは、片方をダミーとして逃げることが出来ない歯止めとなりました。
 東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の仲間のたたかいは、世間に吹き荒れる非正規雇用労働者の無権利状態に対し「労働組合に団結して闘えば勝てる」ことを立証しました。そして、当面は会社の攻撃で分裂状態となった組合組織の立て直し、都労働委員会における他の不当労働行為の決着と続きます。同時に、今後は鈴コン分会が「受けた支援を運動で返す」支援者として支援連帯の役割を担う時代に変わることになるでしょう。
 若者はじめ労働者の雇用の現状は、派遣、外注化、非正規など企業の大小を問わず深刻を極め、「闘う労働組合」の復権、創成と結集が広く求められていると思います。労働運動の真価が問われている時代であると考えます。鈴コン共闘会議は今回の勝利をバネとしてさらに大きく飛躍し、時代の一翼を担う存在に成長すべきです。
 「金儲けのためなら人権、安全も命も破壊する」新自由主義、勝手な憲法解釈で戦争への動員を煽る安倍政権、原発再稼働! 日本の進路は今、重大な分岐点に立っています。日比谷の11・2全国労働者総決起集会5700人の成功から、さらに「戦争反対、生きさせろ、全労働者の団結」の旗を高く掲げようではありませんか。
 11・15の勝利団結集会へのみなさんのご参加をよびかけます。


鈴コン闘争支援共闘会議

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