2014/09/05

福屋の外注化が大破綻|福屋ビラ第8弾

全員解雇・大幅賃下げ絶対反対!

全ての仲間のみなさん。たったひとりの非正規労働者の決起で福屋の外注化が大破綻に陥っています。これからが闘いの本番です。福屋の居直り強盗的労働条件の切り下げを許さず闘い抜きましょう。団結すれば勝利出来ます。共に団結し勝利しよう!

追い詰めているのは労働者、追い詰められているのは福屋だ

福屋本店の地下売場のレジは、請負と派遣が混在する状態でした。福屋は、派遣法逃れのための偽装請負を行ない、一方の派遣は三年を超えるという派遣法違反状態を長年放置して来ました。どうしてこのようなデタラメなことが起きるのでしょうか。
「周知のとおり、百貨店経営を取り巻く諸々の環境は、年々厳しさを増しております。弊社におきましても業務委託や派遣等により外部の方々のお力をお借りすることで、辛うじて経営を成り立たせている状態です。したがいまして、弊社として、そのような外部の方々を直用化するということはできません」。
 この文章は、「解雇予告された谷口組合員の雇用責任は偽装請負で谷口組合員に日常的に指揮命令を行なってきた福屋にある」と、広島連帯ユニオンが行なった、谷
口組合員の直接雇用の要求に対する福屋の回答です。この中で福屋は「外部のお力をお借りする」ことで「経営を成り立たせている状態です。」と言っています。言い換えれば「雇用を含め何の責任も取る必要のない労働者を低賃金で働かせることで儲けを出しています」ということです。金儲けのためなら労働者を非正規にし、労働者に犠牲を転化し、法律違反でも何でもやるという表明なのです。
 しかし実際に違法状態が解決出来なくなった福屋は、「出来ない」と言っていた直接雇用に踏み込まざるを得なくなりました。これは外注化がもたらした大破綻です。追い詰めているは労働者の側であり、追い詰められているのは福屋なのです。

ストライキで闘おう!

労働者を無権利状態に置き、あたかも資本が好き放題にやっているかのように見えます。しかし実際には違います。「労働者は抵抗しないこと」が前提になっているのです。「ふざけんじゃない」と労働者が怒りの決起を開始したとたん、違法行為を好き放題にやってきたことを逆転させ力関係が大きく変ります。
 労働組合で闘おう!ストライキで闘おう!労働者が底力を出したとき、この世の中は一変するのです。

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