2014/07/15

<速報>7 /14アクオ西日本と団体交渉開催

<速報> 7 /14アクオ西日本と団体交渉開催

7月14日、広島連帯ユニオンは谷口組合員の雇い止め解雇撤回を求めアクオ西日本との団体交渉を行いました。アクオ西日本側は代理人の弁護士と管理マネージャーが出席しました。

「労働組合活動が解雇の理由」とホンネが飛び出す

団交で、谷口組合員の雇止め解雇を決めた理由について問いただすと、会社側は最初、「そういう契約にしただけで理由をいう性格のものでははない」というふざけた対応をしてきました。その上でユニオンがさらに追求すると「谷口さんが職場の人から署名を集めたり、集会に誘ったりした事が理由」というホンネが飛び出しました。
 谷口組合員が職場の仲間に呼びかけた署名とは、国鉄分割民営化による1047名解雇を撤回しJR 復帰を裁判所に求める10万筆署名です。誘った集会とは国鉄解雇撤回・非正規職撤廃を掲げた6月の国鉄闘争全国運動主催の全国労働者集会です(1650人が結集)。日本における非正規職拡大の出発点となった国鉄分割民営化=20万人首切りに対する解雇撤回の闘いはいま、非正規職・ブラック企業・過労死とたたかう全ての労働者のたたかいの結集軸となっています。この署名を非正規労働者であり広島連帯ユニオンの組合員である谷口組合員が職場で取り組むのは当然のことであり、まさしく労働組合としての組合活動そのものです。
 労働組合の活動を理由に解雇する事は労働組合法違反の不当労働行為です。不当労働行為による解雇は無効であり、当然撤回されなければなりません。アクオ西日本は直ちに谷口組合員の雇止め解雇を撤回せよ!

労働者が労働組合のもとに団結することに恐怖

今回の団交で飛び出した「労働組合活動が解雇の理由」というアクオ西日本のホンネは、会社側がいかに労働者が労働組合のもとに団結する事を恐れているかを示しています。先日のすき屋ストに示されるように、非正規労働・ブラック企業への怒りは火を噴き始めています。アクオ西日本も福屋もいつ労働者がいっせいに立ち上がるのではないかと戦々恐々としているのです。追いつめられているのはアクオ西日本であり、福屋です。解雇撤回まであと一歩です。
 福屋で働く全ての労働者の皆さん! 八丁堀で働く全ての労働者の皆さん! どんな形でも構いません。あらゆる形でのご支援をよろしくお願いします。そして一緒に非正規労働・首切りをゆるさない団結をつくりましょう!

労働組合法 第七条(不当労働行為)
使用者は、次の各号に掲げる行為をしてはならない。
一 労働者が労働組合の組合員であること、労働組合に加入し、もしくはこ
れを結成しようとしたこと若しくは労働組合の正当な行為をしたことの故を
もって、その労働者を解雇し、その他これに対して不利益な取扱いをするこ
と又は労働者が労働組合に加入せず、若しくは労働組合から脱退することを
雇用条件とすること。

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