2013/07/07

「崎山比早子さん講演の夕べ in ヒロシマ」に参加

 7月7日、8・6ヒロシマ大行動実行委員会とNAZENヒロシマの主催で、「崎山比早子さん講演の夕べ in ヒロシマ」が開催されました。原発・放射能・内部被曝から子どもたちの命を守ろう!と、8・6ヒロシマ大行動の成功にむけて60名が結集しました。
 反戦被爆者の会の下田礼子さんは、開会あいさつで「私たちにとって大事な話、何も知らされず放射能で汚染された食べ物も食べてきた。反戦被爆者として絶対再稼働反対で闘って行きたい」と、講演への期待と共に闘う決意を述べられました。
 崎山さんの講演は、「低線量被ばくの健康リスク 国会事故調が明らかにしたこと」と題しておこなわれました。福島原発事故の国会事故調の委員に選ばれ、東電の内部資料も調べることができたそうです。東電のリスクとは長期間停止と敗訴であり、放射線についても「規制緩和」でICRPの勧告規制を緩めてきた実態を暴露されました。DNAがどのように放射線によって傷つけられるか、セシウムを体内に取り込むと微量でも心電図に影響が出て、しかも細胞に取り込むと排出されにくいことなど、内部被曝の問題をわかりやすく説明していただきました。
 (講演内容は、NAZENヒロシマのブログに資料がアップされていますので、活用してください)
 講演のあとに、広島大学の学生さんから、フクシマを見殺しにし原発推進の三菱重工の元会長が経営する広大を、自治会を再建し変える、8・6を大成功させたいとアピール。高陽第一診療所労組からは、福島へ帰る補助はするのに保養の補助は打ち切るのはおかしい、保養はヒロシマの使命、ふくしま共同診療所と結びついていこうとアピールが。崎山さんからも、チェルノブイリの保養を見習うべき、ゼネコンが儲けるだけの除染より保養に予算をまわすべきと強力なアドバイスがありました。最後に大江厚子さんから、「学習したいと思っていたことを知ることができて良かった。再稼働やTPPなど安倍政権への怒りは沸騰寸前、トルコやブラジル、エジプトのような闘いに。動労千葉、動労水戸の闘い、自治労ストなど、労働組合の復権が始まっている。山本太郎さんをぜひ当選させ、すべての怒りを8・6に結集して核廃絶の世界大会を実現したい」と8・6へのアピールで講演会を締めくくりました。
 フクシマを無かったことにして原発を再稼働しようとする安倍政権がいかにデタラメか、改めてはっきりと確認することができたと思います。あらゆる怒りを結集して闘うユニオンへ!8・6ヒロシマの闘いの中で大飛躍を実現しよう!

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