2013/03/12

3.11反原発福島行動’13に1350人が集まる!

 3月11日、福島県教育会館で「3.11反原発福島行動’13」が開催され、全国から1350名が結集しました。集会は、だるま森+えりこさんのパフォーマンスとかんしょ踊りのワークショップ、サックス稲葉隆一さんとコントラバス鈴木栄次さんの共演のオープニングで始まりました。
 主催者あいさつに立った椎名千恵子さんは、8.6-8.9と同じような日として3.11があることを強調され、3.11福島から再稼働を阻止し未来のために立ち上がることを訴えました。
全国から、紀伊半島への原発建設を阻止してきた脱原発わかやまネットワーク、青森から大間原発の建設に反対してあさこハウスの小笠原厚子さん、全国農民会議の鈴木光一郎さんは3.24三里塚への結集を、オスプレイ反対全国キャラバンは東日本は福島からスタートをアピールしました。広島からも反戦被爆者の会の下田礼子さんが、放射線のことは何も知らされずに被爆させられたことを訴え、原発再稼働や輸出までしようと言う安倍首相をぶっ飛ばそうと発言しました。
 福島からのアピールは、決してフクシマを引き起こしたことを曖昧にせず、世界中から原発を無くすまで絶対にあきらめないという決意に満ちた発言でした。牛たちを被爆させられた怒りを全国各地で訴えている希望の牧場の吉沢正巳さん、被曝労働反対のストライキに立ち上がった動労水戸から国分さん、昨年の3.11郡山集会に続いて今年も組合をあげて集会をよびかけた国労郡山工場支部の橋本光一さん、普通の生活を奪われた怒りから自分たちが何かしないと訴えた高校生や大学生、困難を打ち破ってついに12月にふくしま共同診療所診療所の開設にこぎつけた布施幸彦さんと佐藤幸子さん、いずれも感動的なアピールでした。
牛さんのカンパアピールに続いて、ふくしま合同労組の市川潤子さんが集会宣言を読み上げ、集会を締めくくりました。
 集会後は、かんしょ踊りを先頭に福島県庁、自民党県連を通り駅前までデモ行進をやり抜きました。

 集会前にはふくしま共同診療所を見学。

 3月10日には、広島でも「つながろうフクシマ!さようなら原発ヒロシマ大集会」が開催されました。

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