2009/10/01

NTT派遣切りにストライキとデモ



















NTTによる派遣切り解雇攻撃に対し、9月30日、広島連帯ユニオンNTT関連支部は当該のI君の指名ストライキを決行した。勤務最終日のストライキ決起だ。

 朝の門前ビラまき終了後、I君がハチマキゼッケンで2階の職場に突入。朝礼を完全に制圧して約100名の職場の労働者全体に「部署廃止・外部委託絶対反対」「クビ切りは人殺し。派遣切り、首切りを絶対に許さない。仕事をよこせ」「団結しよう 職場に闘う労働組合をつくりだそう」と訴えた。職場の全員が起立して真剣に聞いてくれている。熱い団結と共感をひしひしと感じる。管理者は弱々しく「業務に関係ないことを言うな」というばかりでまったく手が出せない。その後職制と対峙しつつ職場の全員に「ストライキ決行中」のビラを配布。8階の社長室前で「派遣切り解雇許さんぞ!」のシュプレヒコールをたたきつけた。

 昼休みはNTT基町ビルを包囲するデモに決起。職場の仲間や支援の労働者40名でデモを貫徹。「NTTの派遣切りを許さないぞ!」「派遣法撤廃!」「国鉄1047名闘争とともににたたかうぞ!」のコールが昼休みの繁華街に鳴り響いた。沿道からは高校生や労働者が手を振る。デモがNTTビルに帰ってくると職場の仲間が手を振っている。

 デモの最後にI君が「全国で派遣切りの嵐が吹き荒れる中、労働者の怒りは地に満ちている。自民党を打倒したのはこの怒りだ。NTT労組幹部は今回の派遣切りを容認しその尖兵となった。これが民主党・連合政権の正体だ。11月1万人結集こそが労働者階級の回答だ。職場に闘う労働組合をよみがえらせよう」と訴えた。16時半には職場に復帰。再度終礼を制圧してアジテーション。解雇撤回まで闘い抜くことを宣言した。職場の仲間は皆「よくやったねえ」と明るい顔。反動管理者どもだけが憔悴しきっている。大勝利だ。

9・30NTT派遣切り粉砕ストライキとデモは10・1の動労千葉ストと連帯し、11月1万決起の号砲となるたたかいとしてたたかいぬいた。この力をバネに11月1万人結集を勝ち取ろう!

 

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